画像提供:東海新報社

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お知らせ

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2024/07/13

新旧理事長あいさつ

理事長変更の登記が完了しましたので、新旧理事長の就任・退任のご挨拶を掲載いたします。

 

 

理事長就任のご挨拶

 高田松原を守る会会員のみなさま、そして全国のみなさま、私、千田勝治はこのたびの定期総会におきまして、新しく理事長に選任されました。これまで長年高田松原を守る会の“顔”として尽力された前理事長の後を引き継ぐことに、身が引き締まる思いです。
 現在の髙田松原を守る会の前身は、平成15年に陸前高田ロータリークラブが「髙田松原を保存する会」として立ち上げた組織で、私は当初から会員として関わっており、平成18年に、より多くの市民が参画しやすい組織として「高田松原を守る会」に名称を変更し現在に至っているところでございます。
 高田松原は1940年(昭和15年)に国から名勝に指定されました。現在全国で名勝に指定されている松原は6か所で、東北、北海道では高田松原のみであり、陸前高田市はもとより、国、岩手県にとっても貴重な財産となっております。
 しかしながら、先の東日本大震災津波により、7万本あったといわれる松がすべて消滅してしまいました。それを受け、高田松原を守る会は米崎町の地竹沢公民館を会場に松原再生について何度も話し合いを重ね、岩手県や陸前高田市と協議を行いながら復興計画に参画し、最終的に4万本の松が植樹されました。そのうち、高田松原を守る会は1万本の植樹を担当し、残り3万本は県が業者に委託して植樹が完結したところであります。
 高田松原を守る会はこれまで市民のみならず全国からのべ2万人を超えるボランティアを受け入れてまいりました。今後は松原の維持管理を進め、継続的に保存活動を進めてまいる所存です。
 最後に、これまでご指導、ご支援をいただきました多くの皆さまに心から感謝申し上げますとともに、今後ともこれまで同様ご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げ、理事長就任の挨拶とさせていただきます。

特定非営利活動法人高田松原を守る会
理事長  千田勝治

 

 

理事長退任のご挨拶

 この度、6月16日に開催された令和6年度定期総会において理事長を退任いたしましたのでご報告いたします。
 私は平成18年(2006年)3月の高田松原を守る会発足時から会員として高田松原に関わってきました。平成23年(2011年)3月11日に発生した東日本大震災で、当時会長だった吉田正耕先生が犠牲になられたことにより、同年5月に開催した定期総会で、当時副会長だった私が会長に選任されました。その後、平成27年(2015年)にNPO法人に登録されてからは、理事長として活動に取り組んできました。
 震災後は壊滅した名勝・高田松原の再生を目指して岩手県や陸前高田市と連携し、松苗を育成する畑の整備という地道な活動から始まり、現在まで継続して取り組んでいるとことろです。
 この間、市民や会員を始め、市内外の多くの企業や団体、学校、個人ボランティアの皆さまのご指導やご支援、ご協力をいただき、高田松原を守る会が認可された10,000本の松苗を新しい高田松原の地盤に無事に植樹することができました。これまで高田松原の再生活動に関わっていただいた皆さま、そして応援していただいた皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
 後任には、これまで副理事長としてサポートしてくださった千田勝治さんが就きますが、私も顧問として縁の下で高田松原を守る会の活動を支えていきたいと思っておりますので、引き続きご指導、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 最後に、高田松原の再生と陸前高田市のさらなる発展を祈念し、理事長退任の挨拶といたします。

特定非営利活動法人高田松原を守る会
顧問  鈴木 善久

 

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