画像提供:東海新報社

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お知らせ

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体験学習活動
2021/07/13

中学生にボランティア作業をしていただきました

 高田松原へのマツ苗の植樹が一段落した今、植樹エリアは夏場を迎えて雑草が伸び放題となっています。

 こうした中、内陸部の中学校3校のみなさんにボランティア作業をしていただきました。

 
 7月8日(木)に作業していただいたのは、北上市の市立中学校2校。北上南中学校の2年生129名と教員9名のみなさんは、午前と午後の部に分かれて今年植樹したエリアで、苗木の周りに風除けの”竹簀(たけす)”を設置する作業と、雑草取り作業をしていただきました。午前中は小雨の降る中でしたが、みなさんとても働き者で、予定していたエリアへの設置が完了しました。

 
<北上南中学校の作業のようす>

作業前に伝承館前でオリエンテーション

 

午前中はC組とD組の生徒が小雨の中で作業

 

カッパを着ながら風よけの”竹簀”を設置しました

 

雨が上がった午後はA組とB組の生徒が作業

 

葉を手で触ってクロマツとアカマツの違いを体感しました

 

最後に千田副理事長から生徒のみなさんに感謝の言葉が送られました

 
 同じく7月8日(木)の午前中に作業したのは北上北中学校の1年生42名と教員4名のみなさんで、同じく小雨の中、今年最後に植樹したエリアの防風柵周りの雑草取り作業をしていただきました。

 
<北上北中学校の作業のようす>

作業前に鈴木理事長があいさつ

 

生徒の身長と同じくらいに伸びた雑草に悪銭苦闘!?

 

主に防風柵の周りの雑草を取りました

 

奇跡の一本松の根の深さについても学びました

 
 そして、7月9日(金)の午後に作業していただいたのは、一関市の一関第一高校附属中学校3年生78名と教員のみなさん。降りしきる雨の中、前日に北上北中学校のみなさんが作業したエリアで、マツ苗周りの雑草取り作業をしていただきました。みなさんカッパを着ながらということで、思うように作業できなかったと思いますが、生徒のみなさんのがんばりで植樹エリアがすっきりしました。

 
<一関第一高校附属中学校の作業のようす>

作業したのは今年最後に植樹したエリア

 

みなさんカッパを着ての作業でした

 

マツ苗の周りの雑草取り作業を行いました

 

「雨ニモマケズ」作業していただきました

  
 これら3校はいずれも防災学習の一環として陸前高田市を訪れたもので、東日本大震災津波伝承館も見学しました。また、震災遺構である旧気仙中学校の校舎を見学した学校もあり、高田松原での作業は内陸から訪れる学校にとって、見学するだけではなく復興を体感する取り組みとしてすっかり定着しています。今後も多くの中学校や高校がボランティア作業を予定しており、高田松原を守る会としても大変ありがたく思っております。

 今回作業をしていただいた生徒のみなさんが、これからも高田松原や陸前高田市を家族や友人と一緒に訪れてくれることを期待しています。

 
 北上南中学校、北上北中学校、一関第一高校附属中学校のみなさん、悪天候の中の作業ありがとうございました。

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