画像提供:東海新報社

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お知らせ

お知らせ
植樹祭
2021/05/19

高田松原への植樹が完了しました!

(はじめに)
 5月9日に開催予定でした最後の植樹祭が中止となり、残りの苗木の植樹計画については未定としておりましたが、急きょ5月18日に地元の県立高田高校の生徒のみなさんのご協力を得て、すべて植樹することができました。
 これにより、予定していた1万本(岩手県担当分も含めて合計4万本)の植樹が完了(!)となりましたのでお知らせいたします。

 

 高田松原を守る会としましては、5月9日の植樹祭中止決定後、もう一度市民のみなさんに植樹していただく機会を作れないか模索して参りましたが、岩手県内でも新型コロナウイルス感染症がまん延している状況を考慮し、不特定多数の参加者が集まる”植樹祭”としての開催を断念いたしました。

 

 そこで、残りの約350本は高田松原を守る会の役員と、これまで継続的に支援していただいているボランティアのみなさんで植えることにし、5月15日と16日に約100本を植樹しました。
 こうした中、県立高田高校からボランティア作業の申し出があり、同じ集団生活を行っている生徒の作業であれば感染リスクも低いと考え、苗木も長期間放置できないことから、急きょ受け入れて行ったものです。

 

 植樹祭の開催を期待していた方もいらっしゃったのではないかと思いますが、事情をご理解いただきますようお願いいたします。

 

(植樹の様子)
 5月18日(火)の植樹会には、公務でご多忙な中、陸前高田市の戸羽太市長にも駆け付けていただき、震災前の高田松原のマツのDNAを受け継いだ”由来マツ”を植樹していただきました。
 この後、高田高校の2年生約50名が、高田松原を守る会の会員やボランティアの指導を受け、残っていた約250本のクロマツの苗木をすべて植樹した上、予定していなかった防草シート張り作業も一部行うなど、陸前高田市の”宝”であった高田松原の再生に向け、心をこめて作業してくれました。
 作業の様子は以下のフォトギャラーをご覧ください。
 
 

<フォトギャラリー>

※写真は一部加工しています。

 

生徒が来る前に、高田松原を守る会の会員とボランティアで、まずは雑草取りの作業を行い植栽地を整えました。

 

午前11時、防潮堤の階段を降りて、いよいよ生徒が登場!

 

まずは感染予防の基本である手指消毒から。

 

ご多忙の中、戸羽市長にもごあいさつをいただきました。

 

最初に戸羽市長が震災前の高田松原のマツのDNAを持つ、9年生の”由来マツ”を植樹。

 

生徒の植樹の前には、毎回お約束の小山副理事長による植樹レクチャー。

 

いよいよ生徒による植樹作業開始。

 

予想より早く植樹作業が終了したため、防草シート張りにもチャレンジしました。

 

今回が最後の植樹会で、4万本の植樹がすべて完了することからメディアの注目度も高く、多くのメディアが取材に訪れました。

 

千田副理事長も、松原再生に込めた思いを語りました。

 

今回植したエリアです。4万本の植樹がすべて完了しました。

 

閉会式で生徒代表が感想を発表。

 

最後に千田副理事長が生徒に感謝の言葉を述べ、最後の植樹会を締めました。

 

終了後の記念撮影。一生の思い出になりましたね。

 

高田高校の生徒のみなさん、ありがとうございました。これからも高田松原の再生に関心を持ってくださいね。

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